夏に出産した時は、県をまたぐと電子カルテが共有されていないという旨の説明を受け、ウプサラの病院での検査結果を紙に印刷してもらってストックホルムの病院での診察に持って行ったと記憶していますが、この電子サービスでは両方の県のカルテを見ることができます。これは、この数ヶ月の間に電子カルテが共有されるようになったということなのでしょうか。よくわかりませんが。
特に見ていて面白かったのは出産時の記録(というか今のところ妊娠・出産以外でスウェーデンの医療機関にかかったことがない…)。出産中にいつ何が起こったか細かいことはまったく覚えてないのですが、電子カルテを見ると、麻酔の量、大体のいきみの開始時刻、出血状況、産後の血液検査の結果など記録されていたのでつい詳しく読んでしまいました。
なお保護者は子どもの電子カルテの閲覧権もあるようです。乳児定期健診の際に話したことや医師に処方された薬などが記録されているので、「あれ、あの時なんて言われたっけ」という時にさっと確認できて便利です。