こちらでは、雇用されているかどうかにかかわらず、Skatteverket(国税庁)が把握している収入のある人や資産運用をしている人などに確定申告用の書類が送られてくるようです。収入の少ない私にもしっかり送られてきました。
なお、確定申告に先立ち、Skatteverketのページでdigital brevlådaというのを作ったので、確定申告用の書類はウェブで受け取りました。このdigital brevlådaを作っておくと、国税庁以外の一部行政機関からの文書も電子媒体で届くようになるみたいです。ペーパーレス希望者にはありがたい。
スウェーデンの確定申告は簡単だという話を聞いていましたが、確かに、全てオンラインで完結するし、納税者側の手続きは簡単でした(もちろん当然ながら報酬を支払う側がきちんと税金の手続きをしてくださっているからなのですが…)。収入額や払い戻し税額がすでに記入された状態の書類がSkatteverketから送られてくるので、それをそのまま承認するか、必要に応じて旅費や経費などの額を修正してポチッとオンライン申告するだけ。投資貯蓄口座(ISK)などでの取引も、銀行からSkatteverketに直接情報が行って記入されてきます。Personnummerで全て紐付いてるので国に筒抜けです。
日本にいた頃は給料から自動的に引かれてたのであまり意識していなかった税金のことですが、スウェーデンでの仕事や確定申告を通じて、改めてきちんと仕組みやルールを知らなければと思いました(月並みな感想)。今はまだわからないことが多いですが、今年はできればこちらで自分の会社を立ち上げるなど、いろいろ勉強しながら運営してみたいなーとぼんやり考えています。