Kulturnattenは、その名のとおり文化を身近に感じて楽しめるよう、博物館・美術館やその他の文化施設で、夕方から夜にかけて無料開放やコンサートなどが行われたりする大々的なイベントです。ストックホルムでは毎年この時期の土曜日に行われているようです。ウプサラでは9月頃に開催されていたような記憶があります。
出かけたといっても、私たちの場合はほぼ北方民族博物館(Nordiska Museet)にビールを飲みに行っただけです。木曜日だったか、朝に新聞を読んでいたらこの広告が偶然目に入り、öl(ビール)とhumle(ホップ)という単語にまんまと釣られました。
中に入ると、メインホールにずらりと並べられたテーブルで、ビールの飲み比べセットのようなものを飲んでいる人がちらほらいます。飲む気満々で、ビールを売っているらしきカウンターに並びます。すでに少し列ができており待つのは少しだるかったですが、並ぶこと10〜15分ほどでビールにありつけました。ビールを受け取って席に着いた頃には、カウンターにさらに長蛇の列が…。おそらく1時間待ちくらいにはなっていたのでは。早めに来てよかったです。
それにしても、琥珀色やコーヒー色が並んでいるのを見るだけで興奮してしまいます。各セットの内容は以下です。セット2の1以外は初めて飲みました。
セット1(下面発酵ラガー系)
- Land i Sikte Lager:はちみつの香りのするラガー
- Landsort Lager:スウェーデンによくあるさっぱり系ラガー
- Pickla Pils:さっぱり系だが苦みが2より強くチェコっぽい
- Tjockhult Tjinook:ホップの華やかな香りが印象的
セット2(上面発酵エール系)
- Bedarö Bitter:苦みがあり白ビールっぽい小麦味がする
- Brännskär Brown Ale:黒砂糖っぽい香りと味
- Indianviken Pale Ale:スモーキーで苦み強めだが、華やかというよりは落ち着いた感じ。パートナーは燻製エビの香りがするとしきりに言っていたが鼻が詰まっていた私はエビの香りはあまり感じず…
- Sotholmen Stout:mörkである
味はあまり細かく覚えていませんが(風邪で鼻が詰まっていたのも誤算…)、セット1の中では4、セット2の中では3が特に気に入りました。Systembolagetの限られた店舗でしか扱っていないものもあるので、また探して買ってみようと思います。
このあと展示もさらっと見ましたが、ほろ酔い状態になっていたのと、昔見たこともあったのとで、あまり印象に残らず。。せっかくKulturnattenに来たのにあまり文化的活動をしていない気もするが、飲んだことのないおいしいビールが飲めたのでそれでいいということにしよう。
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