木曜夜にSVTの地方ニュースを見ていて偶然このイベントのことを知り、金曜午後に2カ所の無料公開に行ってきました。
KTHの原子炉跡 Reaktorhallen, R1
なお帰りはまた階段なのかと不安に思っていたのですが、エレベーターで上げてもらえました。
昔は電球工場、今はビール工場。Nya Carnegiebryggeriet
1945年築の、水辺のガラス張りの素敵な建物です。Open House Stockholmの公式サイトによると、ここはもともと電球工場で、電球に充填するガスを扱っていたため、ガス爆発しても周囲への被害が少ないようにと、ガラス張りの面を水辺に向けたのだそうです。
バーはカウンターでその都度注文して会計するキャッシュオン形式で、カウンターには10本のタップがありました。タップにつないであったのは全てこの醸造所のクラフトビールだったと思います。それ以外にも、スウェーデン国内外のボトルビールが10数種類。
このオープン・ハウス・ストックホルム、産業や科学の歴史(やビール)に関心がある私にとってはとても面白いイベントでした。継続的なものなのかはわかりませんが、また開催されるなら他の場所も訪れてみたいです。
なお、オープン・ハウスは日本の都市での開催はまだないようですが、大阪市の「生きた建築ミュージアムフェスティバル」がコンセプトとしては近いでしょうか。貴重な建築物を身近に感じ、関心を持つようにもなるまたとない機会なので、こういうイベントが各地で開催されるようになるのは良いことですね。