利用前から空港や飛行機の小ささは聞いていましたが、飛行機は本当にプロペラ機で、空港自体も本当にこじんまりとしてました。ターミナルは一つしかないので間違えようがありません。搭乗は、ゲートを通過したら外に出て自分で飛行機が駐機しているところまで歩いて行くシステムで、下手すると乗る飛行機間違えそう(人についていけばたぶん間違えないと思いますが…)。こじんまりとしているので到着時に荷物が出てくるのも早く、アーランダ空港よりも市街地に近く、公共交通(SL)でのアクセスもよいです。
また、この空港のもうひとつというか最大の魅力だと思うのは、南東からの着陸進入時の景色です。今回スウェーデンに戻って来たときには、ストックホルム市街の上空だけ雲が晴れており、夕日に照らされるDjurgården(ユールゴーデン)、Skeppsholmen(シェップスホルメン)、Gamla stan(ガムラスタン)、Stadshuset(市庁舎)などが空から一望できました。もしブロンマ空港に飛行機で降り立つ機会があれば、進行方向右側の窓側席がおすすめです。ただし、もちろん風向きによって北西からの進入になることもあるので、このような景色を見られない場合もあります。
ブロンマ空港⇔ストックホルム市内のアクセス(注:2022年10月現在)
- Flygbussarnaという空港バスが、ストックホルム中央駅隣のバスターミナル−ブロンマ空港間および市内中心部Fridhemsplan−ブロンマ空港間を直通で結んでいます。
- 公共交通SLの乗車券を持っていれば、地下鉄の中央駅T-Centralenから緑線(Tunnelbanas gröna linje)とトラム(tvärbanan)を乗り継いで行くこともできます。所要時間30分。乗り換えはアールヴィーク(Alvik)駅。詳しい乗り換え案内はSLのサイトから検索できます。
2018.1追記
ブロンマ空港の到着ホール(荷物のターンテーブルなどがあるホール)が新しい建物に移り、これまでより広くなっていました。以前の到着ホールには迎えの人でも部外者でも入り放題で「セキュリティ大丈夫か?」という感じだったのですが、新しいホールではどうやらそれはできなくなったようです。
2022.10追記
2021年5月に空港までトラム路線が開通したので公共交通SLでのアクセスが若干わかりやすくなりました。