住み始めて日が浅いころは、どこでモノを買ったらいいかもよく分からなかったし、セール情報を得る方法も知らなかったし、買い物が下手でいろいろ損をしていたなあと思います。学生の時なんかはそもそもお金がないので常に日本円の口座残高を気にしながらの生活でしたし。
でもそんなこんなで多少の年月スウェーデンに住む羽目になり、買い物経験値も上がってきたので、ノウハウとまではいきませんが、これまでにやっててよかったことを書き連ねてみます。
- スーパーなど、よく利用する店・メーカーの会員(medlem、bonuskund、stamkundなど店によって呼び方はいろいろ)になる。毎週のセールの中で会員限定割引価格が意外と多い。一定の時期にたくさん購入したりポイントが貯まったりすると割引券がもらえる。クーポンや自分がよく買う商品の割引情報がピンポイントで送られてくることもある。
- 近隣スーパーや専門店のチラシを入手できる環境を整える。紙の広告を受け取らなくても、ネットで見られる。特におむつなどはチラシにクーポンが付いていることもあるので要チェック。
- 実店舗・通販問わず、よく利用する店や気になる店のSNSアカウントをフォローする。例えばスーパーだとチラシに載ってない急なセール情報、アパレルだとサンプルセール情報などが流れてくることがある。私は参加したことないが、プレゼント企画をやっているアカウントも結構見る。
- よく利用する店や気になる店がメルマガでセール情報などを配信しているなら、とりあえず受け取ってみる(うざくなったり役に立たないと思ったりしたらいつでも止められる)。
- スウェーデン語で目当ての商品に関連する基本的な単語だけでも大体理解できるようにしておく。もしくはパッと調べられるようにしておく。
- ネット通販の場合は、PricerunnerやPrisjaktなどの価格比較サイトで相場やショップを知っておく。スウェーデンにはAmazonレベルの網羅的なネットショップはないので(CDONとかFyndiqあたりはかなり幅広い品揃えではある)、欲しい商品によって専門店をうまく使い分けることが重要。スウェーデンのネット通販は使いこなせばかなり便利。
- 現金以外の支払い方法を用意する(例:スウェーデンで発行されるクレジットカード/デビットカード、Swishなど)。セキュリティの関係で、現金を受け付けない店舗も増えているため。
それから、最近寒くなってきてタイムリーなので冬服を買うときの話を。
1. アウトレットをねらう
日本にいた頃からかれこれ8年くらい愛用してきたノースフェイスの冬アウターがさすがにへたってきたので最近買い替えました。冬のアウターや靴なんかは機能性(防寒性・防風性・防水性・グリップ性など)は妥協できないので、やはりアウトドアブランドで探してしまいます。街でも違和感なく着られるデザインのものも意外とあります。スウェーデンのアウトドア用品店でいうと、たとえばStadium、TeamSportia、Alewalds、Intersport、Outnorth、Sportamoreなどはそれぞれアウトレットショップ(後半3店はネットのみかな?)を持っており、昨シーズンのモデルなどを半額近辺で売っています。店によって取り扱いブランドが微妙に違ったりするので、探しものがあるときはネットで複数チェックしてます。
2. 大人もジュニアサイズをねらう
それから、あまり大柄な人には向きませんが、ジュニアサイズを狙うのも有効。大人サイズと機能はそんなに変わらないのに安いし、でもこちらの中学生サイズをカバーしてるのでけっこう大きいものまである。上述のアウトレットショップでもキッズサイズやジュニアサイズの取り扱いがあります。私も、アウトレットで買った158/164(13-14歳向け)サイズのアウトドア冬ジャケットがぴったりでデザインも良くて高機能なので気に入ってます。ただ、ボトムスとかは164サイズと書いてあっても大人用よりも細めの作りだったりするみたいで試着必須です。
3. セカンドハンドをねらう
また、私はそんなに中古に抵抗がないのでセカンドハンドもチェックします。子供が生まれてからはネットオークションTraderaが多いです。特に、使用期間がワンシーズンだけのことも多い小さいサイズの子供服は、全然orほとんど使われていないものもたくさん出回っており、去年も今年も必要な時にタイミングよく見つかったものを落札しています。オークションを漁る過程でそれまで全然知らなかったブランドを偶然知ることもあるし、なんだかんだ息抜きとして楽しんでいます。
服のことよく知らないのに長々と服の話になってしまいました。食品とか日用品とか子供用品とかも個別に語りだすとこれ以上に長くなりそうなので、とりあえずこれくらいにしておきます。