購入は突然でした。週末、「暖かくなってきたのでそろそろ自転車に乗れるね。○○(私)も自転車買おう」という話をしながら昼食を食べた後、コーヒーを飲んでそれぞれ過ごしていると、パソコンに向かっていたパートナーがBlocketに出品されている自転車の中から、状態良好・価格妥当・出品者が近所という掲載間もない好条件の出品を発見。早速出品者にメール&SMSで連絡。
するとSMSを送った直後、出品者から電話が!すぐに実際にモノを見に行くことで話がまとまり、さっそくジョギングがてら二人で出品者を訪問。実物を確認してみると、掲載情報のとおり、色が素敵なMonarkというスウェーデンメーカーの自転車(カゴ付き7段変速)で、状態も申し分なし。見た目はいかついママチャリのような感じです。新品価格の4割程度の値段だったので、購入を即決し、その場で支払って家まで乗って帰ってきました。
Blocket上で自転車を見つけてから家に乗って帰ってくるまでわずか2時間ほどという、驚くほど早い展開でした。
出品者によると、掲載して数時間のうちに5件以上の連絡があったものの、どれも価格面などで折り合わず(中にはいきなり半額の値下げ交渉をしてきた人もいたとか…)、話がまとまらなかったとのこと。私たちは状態も考慮して値段交渉はせず、連絡後すぐに見に来たため、信頼されたようです。交渉したパートナーは、うまくいって大満足の様子(私よりうれしそう)。私も、パートナーのおかげでタイミングよく気に入った自転車が手に入ったので、これから買い物に通学にサイクリングに、たくさん乗ろうと思います。
セカンドハンドのものを買うには、大きく分けて、「店舗に出かける」もしくは「インターネットの売買サイトを利用する」ことになります。それぞれについて私の体験をまとめてみます(主に普段使いの日用品の購入です)。
※部屋を貸したい人が、Blocketなどのセカンドハンドサイトに「部屋貸します」情報を掲載し、借りたい人を探します。10年前になりますが、私もとある学生向け部屋探しサイトで、夏休みに入る学生からちょうどいい又貸しの部屋を見つけて借りたことがあります。
ストックホルムにはセカンドハンドのお店がたくさんあります。Myrorna、Emmaus、Stadsmissionenあたりが定番だと思いますが、他にもいろいろあるので例えば「駅名+secondhand」で検索するのがおすすめです。
SlussenにあるEmmausは、お手頃価格店とVintage店の二つが隣接しており、特に古着の品揃えが充実しています。ブランド食器はVintage店の方に置いているようです。また、Myrornaは店舗数が多く品物の種類や数も豊富、かつ価格も全体として庶民的なため、見つけては気軽に立ち寄っています。Stadsmissionは店舗によって品揃えのコンセプトが違うようで、Gamla Stanの店は品揃えがブランド食器や家具寄りでちょっと高めな印象です。何年か前に行ったSödermalmのお店(Medborgarplatsenに近い方)はもう少し庶民寄りで服がたくさんあったような気がしますが、今はどうなってるかわかりません。(それぞれの店舗の場所は上のリンク参照。)
こちらに来てからの2ヶ月の間に、上記のお店で、ドライヤー(30kr!ジャンク品かと思いきや、問題なく使えてます)、タグ付きのほぼ新品のテーラードジャケット、ちょっとリンドベリっぽい繰り返し柄のワンピース、Rörstrandの色がきれいな手描き模様のお皿(冒頭の写真左)、Finelの急須サイズのケトル(同右)などをリーズナブルな価格で手に入れ活用しています。スウェーデン語クラスの課題図書も何度かセカンドハンドで見つけました。もちろんブランドものや廃盤ものは少し高めの価格設定がされているものの、それでも日常的に使うなら十分安いです。
いくつかのお店を何回か訪れてみて、街中のおしゃれエリアのお店の方が、商品の回転が早くて新しい発見が多いと感じています。
2. インターネットの売買サイト
代表的なものは、BlocketやTraderaです。私はどちらのサイトでも出品経験はなく購入経験のみですが、今までのところ、いずれも購入時にサイトに対し手数料や利用料などを支払った記憶はありません。
Blocketの購入体験は、冒頭に述べた通りです。
Traderaは、ヤフーオークションやeBayなどのようなネットオークションサイトです。会員登録をしてオークションに参加します。私自身は約8年前に日本から利用したっきりですが、試しに当時の懐かしのアカウントにログインしてみたら、今も入札など特に問題なくできるようです。当時は北欧食器をわりとお手頃に落札できたけど、Paypalで支払い可能で日本まで送ってくれる売り手を探すのが大変だった記憶があります。今はスウェーデンからの利用なので、そのへんのハードルは特にないのですが。
そのほか、Facebookに中古品の売買をするグループがあったりもします。
いずれのサイトを利用するにも、基本的には個人のやりとりになるので、スウェーデン語でのコミュニケーションができた方がよいです。
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