自宅で醸造…?そう、スウェーデンでは自家消費目的で自宅で醸造酒(ビール、ワインなど)を作るのは合法なのです(日本ではアルコール度数1%以上の醸造は違法です)。私たちもビールをいつか家で作ってみたいなーと思っているのですが、今秋、とりあえず手が出しやすそうなワイン作りから始めてみることにしました。
ワインは、発酵時の糖分を調整すればぶどう以外にもリンゴやベリーなどいろいろな果実でできるそうです。確かに、そのへんの道端に落ちてるリンゴが勝手に発酵してアルコール臭くなってたりするし(何年か前に野生動物がそういうリンゴを食べて酔っ払ったみたいなニュースを見た気が…)、それならワインも作れそうです。
今回は夏にせっせと採って冷凍しておいたブルーベリーを材料にしました。下の写真のように、ジャムを作ったりウォッカに漬けたりしたけどなかなかなくならないのだ。
それから、糖分と発酵の関係など、以下のサイトも参考になりました。メニューの"Skolan sidvis"というページにある教科書的なPDFファイルがおすすめです(スウェーデン語)。
Jannes vinbryggarsidor
初めてということもあり味は期待はしていなかったのですが、できあがったものを味見してみたところ、意外とちゃんとワインの味がしました。ブルーベリーの酸味があるかなと思いきやそれほどでもなく、赤ワインのような渋みもなく、マイルドで飲みやすいものでした。今瓶詰めしたものを寝かせているので、熟成後のものを飲むとまた違った印象になるのかもしれません。